“開ける”ではなく、“引き出す”。その一手が生む、静かな物語
箱を横にスッと引き出す——
たったそれだけの動作なのに、なぜか心が整う。
引き出し式貼り箱には、所作そのものが美しく見える不思議な力があります。
今回は、雑貨・お菓子のギフトに向けて、
“贈る所作をデザインする” ことをテーマに設計した事例です。

■ 用途イメージ
・雑貨
・お菓子(焼き菓子・ショコラなど)
・ギフトアイテム全般
■ 形状
引き出し式(スリーブ式)貼り箱
引き出す動作に「間」が生まれ、
自然と“贈られる高揚感”を演出します。
■ 仕様材質
外箱:ビオトープ ミッドナイトブルー
深いネイビーが静寂と上質さをまとわせ、光の角度で表情を変える高級紙。
中箱:マットシルバー紙
外装とのコントラストで“中身に光を差す”ような視覚効果を生む素材。
箔押し:3号金
凛とした金の輝きが、ギフトとしての格を引き上げます。
その他:サテンリボン
指先に触れた瞬間から、体験が始まる“導線”として機能します。
■ 加工仕様
・リボン加工(引き手)
・引き出し式構造
・箔押し
この貼り箱がつくる “体験価値”
01|所作が“美しくなる”パッケージ
引き出す一瞬の「間」が、気持ちに余白を生み、
贈る人の丁寧さ・美意識を自然と伝えます。
02|見えるようで見えない——その距離感が高揚感を生む
中箱のシルバーがゆっくりと姿を見せ、
中身の存在が“徐々に近づく”演出を生み出す構造。
期待が高まる、絶妙な視覚デザインです。
03|「贈るために包む」という本質へ立ち返る設計
引き出し式貼り箱は、ただ収納するためではなく、
“気持ちを届けるためのパッケージ”として機能します。
日本的な静けさと奥ゆかしさ。
そして、わずかな手間に込められた敬意。
それらを一つの箱で表現したのが、この事例です。
まとめ
所作をデザインすることは、
体験ごと、気持ちごと、届けること。
引き出す一手に物語が宿る貼り箱。
あなたのブランドにも、静かで深い“贈る表現”を。



