Factory

受け継がれてきた技術と想い、更に進化させ、次へと紡ぐ。

創業から守られる丁寧なものづくり

当社の創業者は有田焼の商社の家元で生まれました。当時、その経緯もあり有田焼が世界で評価され全国に贈答品として名を馳せたことに誇りを持っていました。有田焼は、昔は特殊な組み方で頑丈にした藁で包み各地に輸出されていました。ダンボールが普及し、高価な有田焼が割れてはいけないという想いでダンボール事業を始めました。その後、全国で結婚式の引き出物や記念品の贈答品に有田焼が良く使っていただくようになりました。その変化から、創業者が贈答品とし使われる有田焼に恥じない箱を作ろうということで貼箱事業を開始いたしました。有田焼と切磋琢磨してきたことで品質に対する意識やこだわりが根付いてきました。今は、有田焼のみならずご対応させていただいておりますが、各企業様の大切な商品を包ませていただくパッケージとして更に責任を果たしていく意味でも丁寧なモノづくりを承継していきます。

社内一貫製造体制

紙・生地の裁断/抜き加工や貼り作業、成型加工、箔押しなど社内で一貫製造を行っています。各工程で品質チェックや作業スケジュールの連携などメンバー間で高め合っています。一貫して対応しているからこそ、細かな部分に関してもお客様のご要望やご相談ごとに細やかにご対応できるように日々心がけています。

手加工の技術力もあるから実現できるカタチ

有田焼の産地でもあるため、手貼りという手作業での貼り作業を専門とする製造も行っております。そのため、機械製造で難しい手加工が必要な形状や小ロット多品種の対応もさせていただいております。手作業のみならず、機械設備の導入も積極的に行っており、量産の製造についても品質・納期を守って取り組ませていただいております。

複雑な形状でも小さな箱、大きな箱でもご期待に応えられるよう取り組みます。お客様からもう”御社しかいない”と言っていただくお仕事もいただくことも多くあります。それは、手貼りの能力にも長けているからです。多くの、メーカーは大量生産に向け大型機械しかないところもありますが当社は、機械での量産製造も出来ますし、有田焼産地を担っているため手貼り工程のスキル、ノウハウが蓄えられたスタッフが揃っています。自動機械では貼りきれない箱でも私たちであれば対応できる幅があるのが特徴です。