― 開封体験までを設計した、観音開き・厚紙台紙の貼り箱 ―
特別なお酒を包むために設計した、酒類向けプレミアム貼り箱の制作事例です。
単に「収める」ための箱ではなく、開ける瞬間から価値が立ち上がる仕様を意識して構成しています。
今回は、布台紙でなく、厚手の紙で台紙を設計。
見えるからこそ、強度と魅せ方のバランスを考慮しました。出来る限り、無駄なパーツを無くすことで、すっきりとした上品な印象を醸し出す設計を心掛けました。

特別な一本を包むために設計した、
観音開き仕様のプレミアム酒ギフト用貼り箱です。
“中身を収める箱”ではなく、
開けるその瞬間から価値が立ち上がるパッケージを目指して構成。
今回は布台紙ではなく、
厚手の紙で台紙(中敷き)を構成。
見える部分だからこそ、強度・軽量性・美しさのバランスを追求し、
無駄なパーツを極力排した“洗練された佇まい”に仕上げています。
用途イメージ
日本酒
焼酎
ウイスキー
限定酒・記念酒・ギフト酒
ブランド価値を高めたいプレミアム商品
形 状
貼り箱(観音開き・ブック式)
左右に開く構造によって、蓋を開いた瞬間
中身が“現れる”演出性を備えた開封体験を実現しています。
仕様・材質
外装:マットホワイト系貼り紙
内装:濃ブラウン(焦げ茶)貼り紙
インナー:ボトル専用設計中敷き
付属:取り出し用リボン
“外は静かに、内は深く”。
ホワイト × 濃ブラウンのコントラストによって、
お酒そのものの存在感をぐっと引き立てます。
構造のポイント
01|観音開きが生む“現れる”演出性
左右に静かに開いていく動作は、
ギフトシーンにふさわしい高揚感を生む構造。
・外装は静
・開く瞬間に動
・内装の深みが酒を照らす舞台に変わる
特別な一本にふさわしい、儀式性のある開封体験を実現します。
02|専用設計のインナーで、美しさと強度を両立
ボトルの形状に合わせて設計した中敷きは、
輸送時の安定性と、開封時の美しい見え方を両立。
展示で“立てる”ことを想定し、
下部に支えとなる構造を組み込み、
瓶の存在感がより際立つように設計しています。
03|取り出し用リボンが、所作まで整える
しっかり固定されたボトルも、
リボンを引くだけでスムーズに取り出せる仕様。
・使う人が迷わない
・動作が美しく整う
・贈り手の“心配り”が伝わる
こうした細やかな配慮が、
パッケージの満足度を決定づけます。
この貼り箱が持つ価値
貼り箱は、厚みのある芯材に貼り紙を施すことで、
丈夫さ・高級感・佇まいの安定感を兼ね備えたパッケージ。
本事例では、
「開ける → 触れる → 取り出す」という一連の流れを
ひとつの体験として設計し、
お酒の世界観を静かに、しかし確実に伝えることを意識しました。
ギフト用・限定品・記念品など、
商品の価値を一段高く見せたい場面に最適な貼り箱です。



