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Case | 制作事例

お酒(日本酒・ウイスキー・焼酎・ワイン)事例|貼り箱制作事例vol.34

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高級酒パッケージの設計事例|開封体験で価値を伝える貼り箱

本事例は、日本酒やウイスキーなどの高級酒ブランドに向けて設計したパッケージです。

このパッケージは、架空の熟成酒ブランド
「刻 – KOKU -」のために設計された高級酒向け貼り箱です。

ウイスキーを収めた両開きブック式貼り箱がテーブル上で開かれているシーン(マグネット仕様・高級パッケージ)

長い年月をかけて造られた酒は、
ただ開けるだけでは、その価値は伝わりません。

だからこそ、
“開封体験そのもの”を設計しました。

高級酒パッケージにおいて重要なのは、
見た目ではなく、時間の感じ方。

この貼り箱は、
その時間を体験として伝えるための構造です。

時間を閉じ込める構造|マグネット式ブック型貼り箱

外装はブック式のマグネット構造。

ウイスキー用の両開きブック式貼り箱を上から見た開き始めの状態(マグネット仕様・落し蓋付き)

静かに、しかし確実に閉じる感触は、
長い年月をかけて熟成された酒の時間を
そのまま封じ込める「扉」のように機能します。

軽すぎず、強すぎない手ごたえ。

この“わずかな抵抗”が、
開ける前の緊張感を生み出します。

高級酒のパッケージにおいて、
この一瞬の感覚は非常に重要な設計要素です。

すぐに見せない設計|期待を高める一枚の天板

蓋を開けても、ボトルは現れません。

中には一枚の天板。

ウイスキー用の両開きブック式貼り箱(マグネット仕様)に落し蓋を設けた開封前の状態

この設計は、単なる保護ではなく、
“簡単には姿を見せない価値”を表現しています。

少しのもどかしさ。
ほんのわずかな間。

この時間があることで、
体験は一段深くなります。

見せることよりも、
見せるまでのプロセスを設計する。

それが、高級パッケージの本質です。

現れる瞬間を設計する|主役との対面

天板を外した瞬間、
静かに現れる一本のボトル。

ウイスキー用の両開きブック式貼り箱(マグネット仕様)にボトルを収納した高級パッケージ

その出現は、
ただの“収納”ではなく“演出”。

光の入り方、影の落ち方、
ボトルの立ち姿。

すべてが整った状態で現れるよう、
内部構造を設計しています。

貼り箱は、
ブランドの舞台装置。

酒そのものが持つ時間・歴史・価値を、
最も美しく見せるための設計です。

守る設計|ウレタンによる安定性と安心感

内部には、ボトル専用設計のウレタンを採用。

単なる固定ではなく、
輸送・保管・展示すべてを想定した設計です。

海外輸送や長距離移動でも、
しっかりと守る構造。

その安心感そのものが、
「この酒は守られるべき価値がある」
というメッセージになります。

見えない部分の設計こそ、
ブランドの信頼を支えます。

高級酒パッケージにおける本質|体験として設計する

パッケージとは、単なる容器ではありません。

開ける
待つ
取り出す

その一連の流れを通して、
ブランドの世界観を伝えるものです。

高級酒においては、
味わう前の時間こそが価値になります。

その時間をどう設計するか。

それが、パッケージの役割です。

まとめ|ブランドは開封体験で完成する

高級酒パッケージは、
商品を包むためのものではなく、
ブランド体験をつくるための設計です。

構造
素材
所作

そのすべてを一貫させることで、
はじめて価値は伝わります。

BOX TAILORでは、
酒造メーカー様・デザイナー様とともに
ブランドの思想を形にする貼り箱設計を行っています。

開封体験から価値を設計したい方は、
ぜひご相談ください。

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